矢沢永吉オフィシャルファンクラブ｜YAZAWA CLUB

今日で6公演目となる「ONE FIFTY」ツアー。矢沢のエンジンも完全に温まりフル回転していた。

そんな中、ライヴも終盤に差し掛かり「ちょっとギター持ってきて」と一言。

スタッフも慌てて準備を整え矢沢にギターを渡すと、なんと完全サプライズとして「アイ・ラヴ・ユー,OK」をワンフレーズ程度ではあったが弾き語りしてくれたのだ。

「予定していない曲をパッとやるのは嫌いじゃないんだよね」

とおどけて話していたが、こういう即興的なことが観られることも矢沢のライヴの醍醐味の一つだ。

この“原点”とも言える名曲が、日の目を見ることができるまでに何年もの月日が掛かったとしみじみ感じながら語る矢沢。

こうやってリラックスしてライヴやMCを繰り広げられるのは、目の前にいる沢山の来場者が「永ちゃん、待っていたよー！」という雰囲気を作り出しているからに他ならない。

開演前にはスタンド席からウェーブが何度も生まれていた。

札幌は最後まで熱い気持ちで溢れていた。