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2022.11.23 13:58
2022.11.19・20 ゼビオアリーナ仙台(宮城)
「この“すっごく楽しい!”っていうのはなんだろう!?、“ノってる”っていうのとはまた違うんだよね。」
その言葉通り、2日間の仙台公演はパフォーマンスもMCも軽やかだった。
この日からスタートしたアリーナ編は、ホール公演とはまた一味違った演出も盛り込んだだけでなく、セットリストにも新たに楽曲が加わり一層盛り上がる内容となっていた。
しかし未だ声出しや「永ちゃんコール」ができない状況は続いており、矢沢も開演前のアナウンスを聞きながら“大変だけど、これは勝たなきゃダメでしょ!”という気持ちだと語る。
そんな、いついかなる時でも最高のパフォーマンスを魅せ続けている矢沢が仙台公演2日目のMCでふと昔話を交えながら、若い頃にラジオなどで交流があった吉田拓郎氏とのエピソードを語る場面があった。
やはりこうした同じ時代を生き抜いているアーティストたちの存在というのは、少なからず矢沢にとって良い刺激となっているのだろう。
「やっぱりライヴが好きだね。海の向こうでミック・ジャガーとかがライヴをやり続ける理由がわかるような気がするよ。何年やれるかわからないけど、やれるまでやっちゃおうかなと。」
その言葉に全く疑いがないくらい、最高のYAZAWAがゼビオアリーナ仙台にいた。