BLOG
2022.11.28 18:00
2022.11.26・27 日本ガイシホール(愛知)
往年のファンは懐かしいナンバー(楽曲)を聴くと、その時の時代に戻ったように錯覚するとよく聞くが、歌っている矢沢も例外ではなかった。
西岡恭蔵、ちあき哲也...数えきれないほど珠玉の名曲を矢沢と共に作り出してきた作詞家達。
“盟友”とも言えるような彼らに敬意を表しながらMCでは当時の思い出を振り返っていた。
今回のセットリストにも彼らの作詞した楽曲が多く組み込まれているが、その色褪せない歌詞とメロディはどの世代の人間にも突き刺さる。
「矢沢の作曲したメロディと彼らの歌詞がマッチした時、それは1+1=2ではなく、5にも6にもなる」とインタビューなどで常々話している。
ファンレターでも10代、20代のファンから「ライブではこの曲を演ってください!」「永ちゃんからパワーをもらっています!」という熱いメッセージが日々届き、ここ日本ガイシホールでも家族連れやカップルなど、若い世代の来場者も多く見受けた。
名古屋公演はツアーの中盤に行われることが多い為、ちょうど矢沢のコンディションも完全にライヴ仕様となっていてよりパワフルに、そして繊細にステージを操っていた。
「CAROLが解散して矢沢がソロでスタート切った時に、初めっから応援してくれていた所が名古屋でした。コロナがまた来ているけど、頑張っていきましょう。よろしく!」
そう言うと目の前のマイクスタンドに語りかけるように、ラストの曲を歌い始めた。